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2021.09.26 Sun / じゃず徒然~どろますの独り言

~徒然23~ スタンダード和訳 Vol.3「枯葉」

(実家の庭の秋桜)

どろますよりこんにちは❗️

今日はお彼岸の-お帰り-の日。
風に揺らめく秋桜の姿がちょっと寂しくなり、あたりの山々はだんだんと色づき始めてくる頃だ。

「枯葉」を目にするのはまだまだ先だが、ジャズをじっくりと聴くにはいい感じの季節となってきたかな。

ジャズの有名なスタンダード曲「枯葉」は、フランス映画「夜の門」(1946年)の挿入歌で、当時新人歌手だったイヴ・モンタンによって劇中で歌われたのが、歌曲としてのオリジナルである。
※原題 Les feuilles mortes(レ・フイユ・モルト)
❇️ベテランになったイヴ・モンタンの「枯葉」
https://youtu.be/kLlBOmDpn1s
ポショポショ…と語る色男ぶりは、歳重ねても健在。
亡くなって30年が経つ。

やがてこの曲がアメリカに渡ったが、フランス語では流行らないということで英語の歌詞がつけられ、多くのミュージシャンに歌われたり演奏されたりして、ジャズのスタンダードとして定着していった。

フランス語バージョンは、歌に入る前のヴァースの部分があるので、けっこう長いが、英語バージョンは歌詞の内容もかなり感傷的になり、短縮された形だ。

🌕️今回のどろます風訳詞アレンジは「枯葉」英語バージョン。
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窓の外に目をやると
赤と金色に色づいた葉っぱが
舞い落ちてきた

覚えている
あなたの唇… あの夏の日の口づけ
日焼けした手を握ってた

あなたが居なくなってから
一日がこんなに長いなんて…

いつかの冬の歌が聞こえてくるのはもうすぐ

でもあなたをとても恋しく想うのは
枯葉が落ち始める今頃
~~~~~

この秋は、色々な「枯葉」を聴きかえしてみようかな✨