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2021.07.04 Sun / じゃず徒然~どろますの独り言

~徒然7~ ジャズ喫茶の思ひ出 と 今


どろますよりこんばんは。深夜に回想…

1980年代初頭、東京時代20代前半紅顔の頃(厚顔か;)
休みの日はひたすら、中野の「ビアズレー」や渋谷の「ジニアス」へ入り浸っていた。
飾られているジャケットや、黒板を盗み見し(ビアズレーにはリクエスト受付用の黒板があった)かかっているレコードをチェックして、欲しくなるとメモメモして、レコード屋に走る。そんなことをワクワクしながら繰り返していた。
ジャズの色々なことを学べる最高の塾が「ジャズ喫茶」だった。

もちろん-Swing Journal-もちゃんちゃんと読んで、ミュージシャンの名前とかアルバム名とかを覚えたりもしていた。
が、それより、やはりジャズ喫茶で音の洪水を浴びる体験を重ねたことが今の自分の血となり肉となっている気がする。

外は絶好のアウトドア日よりなのに、ジャズ喫茶に籠り吸殻で灰皿を天こ盛りにして、夏でも青白く不健康増進協会会員的な…;(タバコはとっくにやめている)
夜な夜なジャケットやライナーノートを見ながらニヤニヤして、悦に入るというオタクネクラアカデミー大賞的な…;

まぁそんな若き日であったなぁ。

その後、スクスクと30余年ほどの間に、ジャズに関する蓄えも少しは増え、このサイト上で、'Gift your JAZZ'✨なんてことをさせていただいている。
https://dorothy-aizu.com/request/

集い合っての交流がしづらい昨今、ジャズという音楽を介して、離れていても、繋がり感を生みだせないだろうか…というコロナ禍ゆえに生まれた発想である。

ジャズに触って、掴んで、グッと身に引き寄せたくなるきっかけとなり得れば幸いである。