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2021.07.03 Sat / じゃず徒然~どろますの独り言

~徒然6~ 梅雨の晴れ間

{行仁町:CAFE BAR「lien」リアンにて}

どろますよりこんにちは!
※文字数多くてお許しを。

この季節に、このタイトルの曲を思い浮かべた人は少なくないかもしれない。
と言っても、全国人口比率で言えばごくごく少ないことでしょう。
それも当然、男声合唱曲のタイトルなので~😅
そして、その方々に、好きな合集曲は?と聞けば、きっと上位ランキングを果たすであろう曲のはずだ。それはそれはとても風情があっていい歌なのだ。

今日まさに会津地方はこのタイトルの日。

全国的には、静岡、関東圏が豪雨でひどいらしい。。被害に合われた方、お見舞い申し上げます。

前々回の-独り言-で「柳河風俗詩」をとりあげたが、その詩集の中にこのタイトルの詩がある。

思えば、意味不可解な詩の数々を、ろくろく読み解きもせず、リズムとハーモニーの掛け合いの楽しさだけで歌っていたっけなぁ。

前も触れたが、'ただたけ'作品はなんかジャズっぽいのだ。
このことに関しては、また回を割いて語ってみたい。

せっかくなので、詩を見てくださいまし。
興味湧いたら紐解いてみるも一興。
以下、

廻せ 廻せ 水ぐるま
けふの午(ひる)から忠信(ただのぶ)が
隈取(くまどり)紅いしゃっ面(つら)に
足どりかろく 手もかろく
狐六法(きつねろっぽう)踏みゆかむ 
花道の下 水ぐるま

廻せ 廻せ 水ぐるま
雨に濡れたる古むしろ
円(まる)天井のその屋根に
青い空透き 日光の
七宝(しっぽう)のごときらきらと
化粧部屋にも笑ふなり

廻せ 廻せ 水ぐるま
梅雨の晴れ間の一日を
せめて楽しく浮かれよと
廻り舞台も滑るなり
水を汲み出せ 平土間(ひらどま)の
田舎芝居の菲畑

廻せ 廻せ 水ぐるま
はやも昼から忠信が
紅隈とった しゃっ面に
足どりかろく 手もかろく
狐六法踏みゆかむ
花道の下 水ぐるま