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2022.10.13 Thu / じゃず徒然~どろますの独り言

~徒然42~ 「いーぐる」ジャズ研修レポート


どろますよりこんにちは。

先月のシルバーウィークを利用して、憧れの店✨新宿四谷の「いーぐる」へ行ってきた。
開店時間(11時半)から18時までは会話禁止⚠️という昔ながらのジャズ喫茶スタイルを貫いている名店だ。そして18時以降はグラス片手にジャズ談義ができるジャズバーへと変身する。
せっかくなので、昼·夜と☝️両方行かせていただいた。
チラッとレポートを❗️

土曜日・昼~15時
お店は、四谷駅から新宿通り沿いに2分ほど歩いたところにあり、ラッパ🎺のイラストの看板が目印だ。入口前に立つと地下へと続く階段が見える。
〈地下のジャズ喫茶ってワクワクするよなぁ〉
地上から潜っていくその佇まいが、すでにジャズの匂いをムンムンと放つ。階段を降りるにつれ店内から漏れてくる音がだんだんと大きくなり地上の喧騒音が遠ざかっていく。そんな久々の体験に気持ちを高ぶらせながらドアを開けると、ミンガスが(たぶん)耳に飛び込んできた。
〈アルバムは何だっけかな…〉
先客は6~7名の紳士の方々(いわゆるジャズおやじ達😅)がバラバラに間隔を空けて点在している…なんか懐かしい…このジャズ喫茶特有の風景…久々だ。
どこに座ろうか…と見渡す視界に、オーナーの後藤さんの姿が入った。ジャズ喫茶界の重鎮でありジャズ評論家としても有名人。ドキドキしながらスピーカー近くに座る。
もちろん珈琲をオーダーした。エスプレッソ用の豆を使用しているようだ。濃くて苦めで好みの味🤓
当然おかわりした。一杯目&おかわりを持ってきてくれたのはフレッシュな男子。
〈大学生かな〉
ほどなく、心奪われる美しいピアノの音が流れてきた✨
〈デューク ジョーダンのピアノかな…〉
その音の粒の際立ち感にハッとした。
先のミンガスもそうだったが、かなりの音量で鳴ってるはずなのに…極上の耳心地~🎶
理屈抜きに『いい音』『カッコいい音』 というのは、こういう音のことを言うのだろう。。
ちなみに、スピーカーは-JBL4344-。
壁に埋め込んである。
後藤さんがレコード室で針を落としている姿が横目でギリギリ見えた。
〈いいなぁ…レコード室…後藤さんの聖地…いやさながら-基地-なんだろうなぁ〉
1時間半ほど居ただろうか…
〈夜また来よう…夜は後藤さんとお話できるかな…〉
レジに向かうと、ラッキーなことにちょうど後藤さんがいらしてご挨拶できた。以前、当店HPにいーぐるHPのリンクを貼る許可をいただきたく…とお電話したことがあるが、対面でお話するのは初だ。緊張の面持ちで名刺を差し出すと、気さくに「それはそれは…」と柔和なご挨拶をいただいた。夜の時間帯は不在の時が多く、居るとすれば金曜日だそう…残念。
が、夜は夜のいーぐるを楽しもうと☝️東京在住の息子を呼び出した。

土曜日・夜~20時
お話通り、後藤さんは不在だったが、昼間とはまた違うフレッシュな男子が対応してくれた。
かかっているジャズの音量は昼間よりはだいぶ低い。が、こんなインフォメーションカードがテーブルに置いてあった。
(背景にピントが合って文字がボヤけてしまった💦)

会話できるにしても、当然小声で…ということだ。安心した。で、当店のインフォメーションカードはこれ!
カクテルやらワインやらを2~3杯ずつと、乾きものやパスタ(ジェノベーゼ)やらを食べた。
夜の部のレポート特記事項はほとんどないが、呑みながら、語り合いながら、じっくりと時間を過ごせる場所であることは間違いない。かかっているジャズも、スタッフがちゃんといい感じのをセレクトしていた。

(息子とワイフに顔出し許可を得られなかったので💦平等に自分も飛ばした😅)

閉店近い時間となったので、いーぐるTシャツをGETし✨名残惜しく地上へと這い上がった🙋
冒頭に チラッとレポート と言ったが、ほどよく長くなってしまったー💦🙇
まとめ一言👉
「いーぐる」は間違いなく極上の音 & 極上の空間‼️
青春時代、爆音に身をうずめていたあのモノクロの感触がリアルに甦った貴重なひとときであった。

いーぐる紀行