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2022.09.29 Thu / じゃず徒然~どろますの独り言

~徒然41~ 日本発「ジャズ喫茶」世界に広がる -後-


どろますよりこんばんは。

前回のBlog~徒然40~で紹介した記事には、いささか驚いた。
日本で生まれた「ジャズ喫茶」という独特の文化が、今、世界的に注目を浴びている という…😲

小生のジャズ喫茶デビューは'80年代に入ったばかりの頃。まだまだ都内にもジャズ喫茶は多くあった。が、閉店する店もポツリポツリと出始めてきて、'60年代に最盛期を迎えていた文化も、だんだんと下火になってきた頃だったようだ。
そのかわりと言っちゃ何だが、その頃から「カフェバー」と言われる(店の前にパラソル席があるような)小洒落た店が増えてきた時代でもあった。
BGMは、AOR(アダルト·オリエンデッド·ロック)という新たなジャンルがメインだった。
物珍しさで何軒か行ってみたが、ジャズ喫茶の暗~い鬱屈とした雰囲気に慣れ親しんでいた小生としては💦どうにもお尻がムズムズして長居できなかった記憶がある。
「シャーデー」の〈スムース オペレーター〉がいつも街に流れていたような時代。
それはそれは新鮮で✨マイルス、コルトレーンを聴きつつも、耳奪われたなぁ。。

と まぁ…とりとめもなく好き勝手に述べ連ねたが、、
自分にとっての「ジャズ喫茶」は、青春時代に時間を費やした馴染みが深い場所だが、一般的にはやはり特殊な空間だったはずだ。
そんな特殊な場所が、世界的に広がっているという現象に「え?今ですか?」と驚いている。
と同時に、コロナ禍ゆえ という観点で捉えれば(黙食、会話無し、)「なるほど…」という思いも同居している。

いずれ、スピーカーで鳴らしているジャズをちゃんと聴く ということが、日本独自の文化の枠を越え時代を越えて広がっているということは、大変喜ばしいことである。