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2021.06.18 Fri / じゃず徒然~どろますの独り言

~徒然4~「柳河風俗詩」とジャズ

{会津若松在住の英会話の先生ロスさんのペイントアート}

どろますよりこんばんは。

夜も更け絶賛営業中!笑

興味あれば調べていただければ幸い。
北原白秋の詩に、多田武彦という作曲家が曲をつけた「柳河風俗詩」という男声合唱曲がある。
多田ワールドは(氏の楽曲はいっぱい歌ったなぁ)不協和音&シンコペーションがいっぱいある。
ジャズっぽいのだ。(随分大人になってから感じたことだが)
加えてこの曲の場合、詩もジャズっぽい。
「ノスカイヤ」(遊女屋)なんて言葉が出てくる。まさに「ジャズ」の語源の世界だ。
花街の女性と「かきつばた」をシンクロさせたり…
高校生ではつきとめられない世界だが、何と言ってもメロディの美しさに惹かれる。

ところで、「不協」って…
この言葉に違和感を感じるのは私だけだろうか。。
「不協」と言われる音は、まぁ人生経験上わかるつもりだが、ジャズの視点から言わせていただければ、それは「美協」(造語)である。
しかもジャズの場合、おそらくほとんどが「美協」!
何度でも聴きたくなるようなツブ揃いの音列の連続!
まさしく美協音楽!

ピアノのドとレを一緒に鳴らす音とか…♪
何ともイマジネーション広がる美しい響きではありませんか~この響きが不協と言うんでしょうけど。
そもそも「不協ふきょう・和音わおん」なのか「不協和ふきょうわ・音おん」なのか…わからない…
と理屈っぽくなってきた。(悪い癖;;)
調べてみると前者のようである。
なーんてことはここに至ってはどうでもいい話となってくる。

もしかすると、ジャズにスーっと行けたのは、高校生時代、ただたけ(氏を皆そう呼ぶ)をいっぱい歌ったからかもしれない。
せっかくなので、男声合唱の世界をチラッとどうぞ。
https://youtu.be/ztATQYoQUvU
「柳河風俗詩」より〈柳河〉-2016年の演奏会から-
名門!慶應義塾ワグネル・ソサィエティ男声合唱団
常任指揮者は高校合唱部時代の同期
佐藤正浩 氏

ジャズおやじが男声合唱を語る
の巻でしたっ。